「営業所止め」とは、ヤマト運輸の営業所で荷物を受け取れるサービスです。自宅で荷物を受け取れない場合や、都合の良い時間に荷物を受け取りたい場合、家族に知られずに荷物を受け取りたい場合などに、役立ちます。本記事では、ヤマト運輸の営業所止めの利用方法や受け取り方法を解説します。営業所受け取りサービスとの違いも紹介するので、ぜひご覧ください。
ヤマト運輸の営業所止めとは
ヤマト運輸の営業所止めとは、荷物を自宅ではなく指定した営業所で受け取るサービスです。
利用料は無料で、クロネコメンバーズの登録も不要です。
また、受け取りに行ける時間は営業所の営業時間に準じます。
ヤマト運輸の営業所止めにする伝票の書き方
ヤマト運輸で営業所止めサービスを利用するためには、送り状(伝票)の「お届け先」欄に営業所の情報を記載します。
指定したい営業所の郵便番号、営業所コード、営業所名、住所を記載してください。
営業所の情報は、公式サイトの公式サイトの直営店・取扱店から確認できます。
ヤマト運輸の営業所止めにできる荷物
ヤマト運輸で営業所止めにできる荷物は、以下の通りです。
・宅急便
・宅急便コンパクト
・クール宅急便
・パソコン宅急便
・宅急便タイムサービス
ゴルフ宅急便、スキー宅急便、空港宅急便、往復宅急便、国際宅急便は利用不可能なのでご注意ください。
ヤマト運輸の営業止めの荷物を受け取る方法
ヤマト運輸で営業所止めの荷物を受け取る際には、本人確認書類に加え、送り状(伝票)番号のわかるもの、そして印鑑が必要です。
印鑑は、ゴム製印章でも問題なく、また本人が自筆で氏名を手書きする署名でも代用できます。
本人確認書類は、運転免許証、健康保険証、パスポート、マイナンバーカードなどです。
ただし、送り状(伝票)の「お届け先」欄に書かれた氏名と同じ読み方の氏名が記載されているもののみ利用可能です。
利用可能な本人確認書類の例はヤマト運輸公式ホームページにも記載されています。
また、家族や友人など代理人が荷物を受け取りに行くことも可能です。
その際に持参するものは、代理人が宛先に書かれた本人と同居しているか否かで異なります。
●代理人が同居している場合に必要な持ち物
代理人が宛先に書かれた本人と同居している場合は、以下のものを持参します。
・代理人の本人確認証(送り状の「お届け先」欄に記載された住所と同じ読み方の住所が記載されているもののみ)
・代理人の印鑑(ゴム製印章・署名可)
・不在票(ある場合のみ)
●代理人が同居していない場合に必要な持ち物
代理人が宛先に書かれた本人と同居していない場合は、以下のものを持参します。
・送り状の「お届け先」欄に記載された宛先の人の本人確認証現物またはコピー(スマートフォン撮影不可)
・代理人の印鑑(ゴム製印章・署名可)
ヤマト運輸の「営業所受け取りサービス」と「営業所止置きサービス」の違い
ヤマト運輸では、営業所止置きサービスの他に、営業所受け取りサービスも展開しています。
営業所受け取りサービスは、荷物の発送時に営業所での受け取りに指定するサービスのことです。利用すると運賃から60円(税込)の割引になりますが、自宅や職場への配達には変更できません。(他の営業所への転送は可能)
営業所止置きサービスは、荷物の発送前後を問わず営業所での受け取りを指定できるサービスです。割引はありませんが、自宅や職場への配達に変更できます。
受取場所変更でも営業所で受け取れる
先述の通り、営業所止置きサービスは荷物の発送後でも営業所での受け取りに変更できます。
受取場所の変更方法は、メール、公式アプリ、LINE、Yahoo! JAPANサービス通知の「お届け予定通知」からアクセスするか、「荷物問い合わせシステム」に送り状番号を入力して行います。
保管期間は、受取可能日から起算して1週間です。
まとめ
自宅で荷物の到着を持たなくても良い営業所止置きサービスは、より便利にヤマト運輸を利用したい方にもおすすめです。
荷物の発送後に受取場所を変更することもできるため、都合が変わった際にも便利に活用できるでしょう。
また、似たようなサービスとして「営業所受け取りサービス」も取り扱っています。
違いをよく知ったうえで使い分けると、より便利に利用できます。
ぜひお試しください。