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タイヤの梱包方法は?発送方法も含めて解説
[ 梱包方法 ]

タイヤの梱包方法は?発送方法も含めて解説

家の倉庫や車庫に眠っているタイヤや、冬用のスタッドレスタイヤを春になったので売りたいという方は結構いるのではないでしょうか。
メルカリやヤフオクで売ろうとしても、どのように梱包して発送すればいいのかわからず、結局またそのまま…ということもあります。
そこで、今回はタイヤの梱包と発送の方法をご紹介していきます。
品物が大きいので特別な梱包材や道具が必要になるかと思ってしまいますが、実は意外と簡単なので、ぜひ試してみてください。

タイヤの梱包に使う資材

タイヤを梱包するとき、何が必要になるのかわからないとなってしまいそうですが、実は家にあるものやホームセンターなどで簡単に買えるもので梱包ができてしまいます。
タイヤの梱包に必要な梱包材を紹介します。

ダンボール

タイヤのホイール部分を保護するために必要です。
ひとつのタイヤにつき裏表で2枚のダンボールを使用します。
事前にホイールの大きさに合わせて正方形にカットしておくと、作業しやすくなります。

結束バンド

ダンボールとタイヤを固定するために、PPバンドと呼ばれる荷締め用の結束バンドを使用します。
PPバンドはプラスチック状のバンドと留め具がセットになっており、ホームセンターやネット通販などで購入できます。
バンドは余裕をもった長さで準備しておくようにしましょう。

おすすめの結束バンドはこちら

ダンボールワンでは結束バンド(PPバンド)を豊富にご用意しております。
簡単に梱包したい方はストッパーがセットになった商品がおすすめです。

気泡緩衝材

作業中や配送中にホイール部分に傷がついてしまわないよう、保護のためにプチプチなどの緩衝材を用意します。
タイヤ全体を覆う必要はないので、ダンボールと同じぐらいの大きさにカットしておきましょう。

おすすめの気泡緩衝材はこちら

タイヤのような大きな物を梱包する際にはサイズを自由にカットできるロールタイプがおすすめです。

ガムテープ

タイヤからはみ出す部分のダンボールをとめる際に役立ちます。
ガムテープの代わりに養生テープやOPPテープを使っても大丈夫です。

おすすめのガムテープはこちら

タイヤは重量があるため、布製の丈夫なガムテープでの梱包がおすすめです。

ビニール袋

最初にタイヤをビニール袋に入れておくと、タイヤ全体の傷防止になります。
また、使用済みのタイヤの場合は配送業者や受け取り手が運ぶ際に服が汚れてしまうことがあるので、袋に入れると親切です。
タイヤがすっぽりと入る大きさの袋を選びましょう。

タイヤの梱包の仕方

それでは、実際にタイヤを梱包する方法を見ていきましょう。
使用する梱包材は事前に大きさや長さをカットしておき、作業中に手間がかからないようにしておくのがおすすめです。できるだけ広い場所で行うようにしましょう。

STEP
気泡緩衝材やダンボールをタイヤのサイズでカット
気泡緩衝材やダンボールをタイヤのサイズでカット

ダンボールや気泡緩衝材はタイヤの円がおさまる正方形のサイズにカットします。
四つ角がはみ出しますが、そのままで大丈夫です。
できるだけきれいな正方形にしておくと、あとの作業がラクになります。

STEP
ビニール袋に入れる
ビニール袋に入れる

タイヤをビニール袋に入れます。
袋の口はホイールの上部分でしっかりとしばっておきます。

STEP
ダンボールの下に結束バンドを通しておく
ダンボールの下に結束バンドを通しておく

結束バンドをバッテンのかたちで2本置き、その上にダンボールを置きます。
こうすることで、タイヤを動かさずに梱包することができます。

STEP
ホイールの上に気泡緩衝材をのせる
ホイールの上に気泡緩衝材をのせる

ダンボールの上にホイールを上面にしてタイヤを置きます。
さらにホイールの上に気泡緩衝材をのせて、ダンボールを重ねます。

STEP
ダンボールのはみ出す部分を折り曲げてとめる
ダンボールのはみ出す部分を折り曲げてとめる

タイヤからはみ出すダンボールの四つ角部分は折り曲げて重ね、ガムテープでとめます。

STEP
結束バンドで固定する
結束バンドで固定する

下に敷いていた結束バンドを上部にまわし、しっかりと固定します。
結束バンドがズレてしまう心配がある場合は、ダンボールと重なる部分をガムテープでとめておくとよいでしょう。

ストレッチフィルムで梱包する場合

ビニール袋の代わりにストレッチフィルムを巻き付けて梱包する方法もあります。
ストレッチフィルムとは、ラップのような透明のフィルムで、梱包材として売られています。
これをタイヤ本体にグルグル巻きにすると、配送中にタイヤが傷ついたり擦れたりすることを防げます。
ストレッチフィルムはホームセンターやネット通販でも購入できます。
タイヤ全体を巻くためにはたくさん必要になるので、余裕をもって準備しておきましょう。

タイヤを梱包する際の注意点

タイヤを梱包するときには、いくつか気を付けなければならない点があります。
間違った梱包をしてしまうとタイヤが破損したり、受け取り手の評価を悪くしたりしてしまう恐れがあるので注意しましょう。

ホイールをしっかり保護する

タイヤの梱包をするときは、ホイール部分をしっかりと保護するようにします。
気泡緩衝材やダンボールで保護されずにそのままでいると、配送中にホイールに傷が入ってしまって受け取り手からクレームがきてしまうことがあります。
また、そのままで保護をしていないと、運送会社によっては発送を受け付けてくれないところもあります。

タイヤをまとめて梱包しない

タイヤは通常、4本で1セットですが、2本や4本をまとめて梱包するのは避けた方が無難です。
1本ずつバラバラでも送料は変わりませんし、2本や4本をひとつにまとめてしまうと大変な重さになってしまい、配送業者が運びにくくなってしまいます。
また、こちらも配送会社によっては、まとめてしまうと重すぎて動かせないということで、受け付けしてくれない場合があるので注意が必要です。

タイヤの発送方法は?

梱包が完了したら、発送の手続きをします。
タイヤの送料は、タイヤの3辺(幅、高さ、奥行き)の合計と重さによって料金が異なり ます。
3辺合計をはかることが難しい場合は、断面幅(mm)、偏平率(%)、タイヤ内径(インチ)を調べます。
これらの数字はタイヤ本体に書かれていますので、実際に見て調べてみましょう。

No85タイヤサイズ表示

また、計算が難しいときは、ヤマト運輸の下記サイトで数字を入力するだけで自動計算してくれるので便利です。

タイヤ3辺合計計算

https://www.kuronekoyamato.co.jp/ytc/customer/send/preparations/special/tire/

ここで、例えば断面幅215mm、偏平率60%、タイヤ内径16インチのタイヤを上記サイトで計算すると、3辺合計は154.4と出てくるので、160サイズで送ることができます。

次に、タイヤの重さはだいたい以下のとおりです。

  • 14インチ(軽自動車)約11kg
  • 16インチ(普通乗用車)約18kg
  • 17インチ(ミニバンやスポーツタイプ)約22kg
  • 18インチ(輸入車やスポーツカー)約26kg

上記はあくまで目安ですが、送りたいタイヤがどの程度の重さなのか、参考にしてみてください。
タイヤ3辺の合計と重さがわかれば、各運送会社で送料を計算する方法も簡単です。
また、どの運送会社を使うにしても、しっかりとした梱包をしていることが条件となっています。
箱に入れる必要はありませんが、ホイール付きの場合はホイールの保護、ホイールがない場合は空洞部をダンボールで覆い、梱包しましょう。

ヤマト運輸

ヤマト運輸でタイヤを送る場合は、3辺合計が200cm以内、重さが30kg以内であれば宅急便として送ることができます。
送料は、3辺合計の長さと重さを比較して、大きい方のサイズで料金が決まります。
配送料金は送る地域によって異なりますが、例えば関東地域から関東地域に送る場合、160サイズだと2,070円、180サイズだと2,400円、200サイズだと2,840円です。
※2022年8月現在の送料です。

佐川急便

佐川急便でタイヤを送る場合は、「飛脚宅配便」か、大きなものは「飛脚ラージサイズ宅配便」を使います。
3辺合計が260cm以内、重さが50kg以内のものが発送可能です。
送料は3辺合計と重さを比べ、サイズが大きい方の金額となります。
送り先の地域によって配送料は異なり、例えば関東地域から関東地域に送る場合、160サイズで2,068円、180サイズで2,695円、200サイズで3,245円です。

日本郵便

日本郵便では3辺合計が170cm以内、重さが25kg以下であれば「ゆうパック」で送ることができます。
それ以上のサイズになると、25kg以上30kg以内のものは「重量ゆうパック」の扱いになり、「ゆうパック」の送料に510円プラスした料金です。
送料は送り先の地域により異なりますが、例えば関東地域から関東地域へ送る場合は160サイズで2,060円、170サイズで2,410円です。

まとめ

タイヤの梱包方法と発送方法をご紹介してきました。
倉庫や駐車場に置いておいても場所をとるし、廃棄するのもお金がかかる…そんなときはメルカリやヤフオクを使って売ることをおすすめします。
一見面倒に思いますが、思い切ってやってしまえば、案外簡単に梱包できます。
また、運送会社も家まで取りにきてくれるので、家に使っていないタイヤがある方はぜひ一度挑戦してみてください。

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