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飛脚メール便は個人で利用できない?利用方法や配達日数を解説
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飛脚メール便は個人で利用できない?利用方法や配達日数を解説

佐川急便が提供している飛脚メール便というサービスはご存じでしょうか。
雑誌やカタログなどA4サイズ程度の荷物を安い送料で送れるため、DM送付などビジネスシーンでは重宝されている発送方法です。しかし、飛脚メール便は基本的に法人同士でしか利用できないとされています。
本記事では、飛脚メール便は個人で利用できるのか、また利用方法や送料、配達日数などを解説していきます。

飛脚メール便とは

飛脚メール便はA4サイズ程度の大きさの雑誌や、カタログなどを送ることができるサービスです。
受領印が不要で郵便受けへの投函で配達されるため、受取人が不在でも届けられるというメリットがあります。
また、飛脚メール便はサービス内容によって2つの種類があります。

飛脚メール便

送る側も受け取る側も法人の場合に利用できるサービスです。
利用には、佐川急便で元払い引受票と専用ラベルをつくってもらい、これを使って発送をします。
登録してから利用開始までには1週間程度かかるので、利用したいときは事前に佐川急便の営業所へ連絡をしておきましょう。
追跡サービスはありますが、Web上での追跡はできません。
料金の支払いは発送のたびに支払うのではなく、毎月まとめて荷送人へ請求書を発行するシステムです。

飛脚ゆうメール便

佐川急便が受け取った荷物を、佐川急便から郵便局へ差し出すことで日本郵便が配達を行うサービスです。
送る側は法人のみですが、受け取る側は法人だけでなく個人にも設定でき、雑誌やカタログのほか、CDやDVDなども送れます。
発送の際は、発送元の法人が普段使っている宛名ラベルをそのまま利用できます。
また、飛脚メール便と同様、登録から利用開始までには1週間程度かかるので注意しましょう。
追跡サービスは利用できませんが、そのぶん送料は飛脚メール便より安くなっています。
料金の支払いは、飛脚メール便と同様に毎月まとめての請求になります。

飛脚メール便の利用条件

飛脚メール便は種類によって利用条件が異なります。
個人では利用できない場合もあるので注意が必要です。

飛脚メール便

飛脚メール便は送る側も受け取る側も法人でないといけないという条件があります。
そのため、個人事業主も利用できません。
以前は、受け取る側は個人でも可能でしたが、2020年7月から法人限定のサービスに変更となりました。

飛脚ゆうメール便

飛脚ゆうメール便は、送る側は法人限定ですが、受け取る側は法人でも個人でも可能です。
そのため、企業が個人へDMを送る際によく活用されています。

飛脚メール便のサイズと送料

飛脚メール便と飛脚ゆうメール便は、それぞれ利用できるサイズと送料が異なります。
送料はどちらも全国一律で、重さによって料金が変わります。
飛脚メール便は1kgまで飛脚ゆうメール便は3kgまでの荷物を送れるので、重たいものを送りたい場合は飛脚ゆうメール便を利用しましょう。

飛脚メール便

縦・横・厚さの3辺合計が70cm以内(もっとも長い1辺が40cm以内)厚さ2cm重さ1kg以内の郵便受けに投函できるサイズの荷物を送れます。
送料は重さによって以下の通りです。

重さ 送料
300g以内 168円
600g以内 220円
1kg以内 325円

飛脚ゆうメール便

縦34cm×横25cm×厚さ3cm以内で重さ3kg以内の荷物を送れます。
こちらも郵便受けに投函できるサイズです。
送料は以下のとおりです。

重さ 送料
200g以内 115円
500g以内 168円
1kg以内 299円
2kg以内 330円
3kg以内 456円

飛脚メール便の利用方法

飛脚メール便の利用方法
  1. 初期登録
    初めて利用する際には初期登録が必要になります。
    担当の営業所やセールスドライバーに連絡して、登録を行ってください。
    登録完了までに1週間ほどかかります。
  2. 専用ラベルの用意
    飛脚ゆうメール便は通常の宛名ラベルが使えますが、飛脚メール便は元払い引受票と飛脚メール便ラベルをつくってもらう必要があります。
  3. 担当セールスドライバーへ伝える
    荷物の梱包が済み、宛名ラベルの記入が終わったら、担当のセールスドライバーに連絡をします。
    連絡をする際は飛脚メール便または飛脚ゆうメール便の利用であることを伝えてください。

飛脚メール便の配達日数

荷物が届けられるまでの日数は、飛脚メール便と飛脚ゆうメール便で異なります。
飛脚メール便は3~4日(一部地域を除く)、飛脚ゆうメール便は佐川急便から郵便局へ差し出し後5日ほどかかるとみておきましょう。

飛脚メール便の注意点

飛脚メール便を利用する際に、注意しなくてはいけない点をいくつか紹介します。

専用ポリ袋に入れられる場合がある

メール便の外装に「折り曲げ厳禁」の表示がある場合や、郵便受けに投函できなかったり半分以上がはみ出したりしていて雨濡れの心配がある場合は、専用のポリ袋に入れて届けられる場合があります。
荷物を破損や水濡れから防ぐためのサービスですが、ポリ袋に入っていた場合、ぱっと見では何の荷物なのかわからないこともあるので、注意しましょう。

取扱いのできないものがある

信書や現金、小切手、有価証券などのほか、危険品や再発行ができないものなどは飛脚メール便で送れません。
あくまで雑誌やカタログ冊子など向けの発送方法なので、上記のものは入れないようにしましょう。

補償や追跡

追跡サービスは飛脚メール便で利用可能ですが、Web上で確認することはできません。
荷物がなかなか届かないときの配送状況は、担当の営業所に電話で問い合わせをすれば確認できます。
また、飛脚ゆうメール便は、追跡サービスはありません。
補償は、どちらのサービスも送料の料金相当のみで、内容品の補償はされませんので、高価なものを送ることは避けましょう。

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まとめ

佐川急便が提供している飛脚メール便について詳しく解説しました。
個人が利用することはできませんが、企業がなるべく安くDMを送りたい場合や、企業間で頻繁にカタログや冊子などを送る場合には便利なサービスです。
法人で安くDMを送りたいと考えているときには、ぜひ活用してみてはいかがでしょうか。

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