検索

お役立ち記事

クリックポストとは?小物や本の発送に最適!追跡サービスや便利な使い方を解説【サイズ・厚さに注意】
[ その他 ]

クリックポストとは?かかる金額や注意点を解説

クリックポストとは、自宅で簡単に運賃支払い手続きや宛名ラベル作成ができ、全国一律185円(税込)で荷物を送れる日本郵便のサービスです。

コンビニや郵便局の窓口に行く必要がなく、郵便ポストからいつでも投函可能で追跡サービスもあるため、メルカリ・ヤフオクなどフリマアプリやネットオークション出品者様にとって大変便利なサービスです。

本記事ではクリックポストの便利な使い方・送り方やメリット・デメリット、注意点などを解説します。


クリックポストは手軽な荷物を送れるサービス

クリックポストとは、全国一律185円で手軽に荷物を送れるサービスです。自宅で簡単に宛名ラベル作成や運賃の支払い手続きをできるのが特徴です。
小さな商品やA4サイズまでの書籍・コミックの発送に最適で、通販サイト運営事業者様やメルカリ・ヤフオクなどフリマアプリやオークション出品者様からも注目を集めています。クリックポストは発送費用や業務コスト削減に大きな効果が期待できる運送サービスです

クリックポストの主な特徴について簡単にまとめると以下6点があげられます。

  1. 全国一律185円(離島含む)
  2. 年中無休で配達可能
  3. ネットで簡単決済・発送手続きが可能
  4. 厚さ3cm以内に対応
  5. 郵便ポストから投函可能
  6. 追跡サービスが可能

続いてクリックポストの特徴や仕様について詳しく見ていきます。

クリックポストの特徴

クリックポストは長辺34cm以下、短辺25cm以下、厚さ3cm以下、重量1kg以下に収まる小さな商品やA4サイズまでの書籍・コミックの発送に最適です。
サービス名 クリックポスト
サイズ 長さ34 × 幅25 × 厚さ3cm以内(A4サイズ対応)
重量 1kg以内
配送料 全国一律185円(離島含む)
梱包資材 指定なし
送り状 専用のラベルのみ受け付け可(オンラインで入力しプリンタで出力)
配送受付 郵便ポスト投函・郵便局の窓口
お届け方法 郵便受箱への配達 ※郵便受箱に入らない場合は、不在配達通知書を差し入れた上で、配達を行う郵便局へ持ち戻ります。
配送日数 翌日または翌々日 ※お届け先が遠方の場合、離島等の一部地域の場合等は更に数日要する、また差出時刻によっても異なります。
速達オプション ×
日時指定 ×
追跡サービス
補償 ×
その他 サービスの利用にあたり「Yahoo! JAPAN ID/Yahoo!ウォレット」または「Amazonアカウント/Amazon Pay」への事前登録が必要。

上記特徴の中で特に気を付けるべき点は「サイズ」「重量」「送り状(宛名ラベル)」です。

初めてクリックポストを利用される場合は発送する商品のサイズ・重量が規定内に収まるかどうか、送り状のラベル印刷に必要なネット環境とプリンタがあるかどうかを事前に確認しておきましょう。

また、サービスを利用するにあたってクリックポストのサイトでYahoo! JAPAN IDまたはAmazonアカウントによる事前登録およびクレジットカード登録・決済が必要となりますので事前に準備しておくとよいでしょう。


クリックポストで送れるもの・送れないもの

クリックポストで送れるサイズや重さを説明しましたが、こちらでは発送に適した商品の一例をご紹介します。

クリックポストで送れるもの

クリックポストの発送に適した商品は「薄型・小型」「破損しにくい」「高額ではない」という共通点があります。特に以下のような商品はクリックポストが最適です。

  • 衣料品
  • サプリメント
  • CD・DVD
  • 雑誌・コミック
  • スマホケースなど
  • ハンドメイド品
  • 化粧品
  • お菓子

クリックポストで送れないもの

クリックポストは信書、現金、貴金属等の貴重品は送付不可です。

また、配送中の事故などによる補償がないため、高額な商品の発送には不向きです。衝撃に弱い商品の発送もなるべく避けた方がよいでしょう。


クリックポストを送る際の流れ

続いて、クリックポストを利用する際の流れや手順をみていきましょう。

送り方

  1. Yahoo! JAPAN IDまたはAmazonアカウントでクリックポストの専用サイトにログイン
  2. 送り先などの荷物情報を入力してから、Yahoo!ウォレットかAmazon Payで送料の支払手続き
  3. 宛名ラベルを印字し、荷物に貼り付ける。このとき、ラベルシール紙に印刷すると貼付が簡単
  4. 近くの郵便ポストへ投函するか、郵便局の窓口へ持ち込んで発送

クリックポストを使うメリット・デメリット

クリックポストを利用するにあたって、以下にメリットとデメリットを紹介するので、自分に適した配送方法か確認してみてください。

メリット

  1. 全国一律料金
  2. Webで運賃決済可能
  3. ラベルの手書きが不要
  4. 郵便ポストから投函可能
  5. 追跡サービスあり
  6. 土日祝日も配達可能

全国一律料金

クリックポストは全国一律185円で送れます。サイズや重さによって変わることはなく、規定内におさまっていれば全国どこでもリーズナブルな料金で送れます。重さによっては定形外のほうが安い場合もありますが、クリックポストは追跡できるので少しの料金の差であれば、クリックポストを選ぶ人も多いです。

Webで運賃決済可能

コンビニや郵便局の窓口に行く必要がなく、自宅で配送運賃を決済できます。決済方法はYahoo!ウォレットかAmazon Payです。それぞれYahoo! JAPAN IDかAmazonアカウントが必要です。

  1. Yahoo! JAPAN IDかAmazonアカウントでクリックポストWebサイトにログイン
  2. Yahoo!ウォレットかAmazon Payの利用登録をする(クレジットカード払いのみ)
  3. Yahoo!ウォレットかAmazon Payでクリックポストの運賃を払う

※事前登録を行うためのネット環境が必要です。利用登録する際のクレジットカードも用意しておきましょう


ラベルの手書きが不要

オンラインで宛名入力を行いプリンターで印刷するため、ラベルの手書きは不要です。

ラベルにはそれぞれ個別の追跡番号が付くため、荷物が複数あるからといって同一のラベルをコピーして利用することはできません


郵便ポストから投函可能

コンビニや郵便局の窓口に行く必要がなく、郵便ポストからいつでも投函可能です。


追跡サービスあり

クリックポストは追跡番号による郵便追跡サービスを利用できます。

追跡番号は宛名ラベルのバーコード下に記載されているaとaの間に挟まれた12桁の数字で、ラベル印刷時に発行されます。

追跡可能となるのは実際に荷物が引受されたタイミングです。

送り手側はラベル控えに記載された番号で確認することができますが、控えを紛失した場合でもクリックポストのマイページにログインすることで追跡番号を確認できます。

日本郵便日本郵便:個別番号検索


土日祝日も配達可能

クリックポストは土日祝日も配達可能です。

定形郵便や定形外郵便だと土日祝日は配達されません。土日祝日を挟む場合はクリックポストにしたほうが早く届く場合もあります。

デメリット

クリックポストは便利なサービスですが、いくつかデメリットもあります。
  1. 速達・配達日時指定不可
  2. 配送途中の事故等による補償(損害賠償)なし
  3. 匿名配送不可

速達・配達日時指定不可

クリックポストで速達・配達日時指定は利用できません。日時指定が必要な商品を発送したい場合は別の発送方法を選びましょう。


配送途中の事故等による補償(損害賠償)なし

クリックポストでは、原則内容品についての補償(損害賠償)は行われません

ただし、紛失や毀損が発生し、かつ郵便局が責任を負うべきと判断された場合には運送料相当額の185円のみが返還されます。

補償がない点を考慮すると、高額商品や壊れやすい商品の発送にはおすすめできません。


匿名配送不可

クリックポストは匿名配送には対応していません

氏名や住所などの個人情報を公開せずにフリマアプリなどで取引をしたい場合は別の発送方法を検討しましょう。

クリックポストを利用する際の注意点

クリックポストを利用する際にいくつかの注意点があります。

  • プリンターを準備しておく
  • 梱包資材を用意しておく
  • 差出す場所によって配達日数に差が出る
  • 郵便追跡では中継が記録されない

プリンターの準備をしておく

クリックポストの送り状となる宛名ラベルは手書き不可となっており、専用サイトにてオンライン入力し、プリンターで印刷して使用します。

自宅で印刷される際はプリンターのインク残量や用紙切れについても日頃から注意しておくとよいでしょう。

自宅にプリンターをお持ちでない場合は印刷画面をPDFファイルで保存してコンビニなどで印刷する必要があります。

以下にラベルについてのその他補足事項を記載しておきます。

<印刷用紙>
A4サイズの紙に印刷します。
通常の印刷用紙をお使いいただけます。
<白黒印刷可能>
ラベル印刷はカラーである必要はなく、白黒印刷でも問題ありません。
<有効期限>
ラベルの有効期限は、支払い手続き完了日の翌日から起算して7日間となっており、期日を過ぎたラベルは使用することができません。
※運賃は郵便局で荷物が引受された時点で確定となるため、ラベルの有効期日が過ぎた場合は料金が発生することはありません。
<雨天対策>
雨天時の防水対策として宛名ラベル面にOPPテープを貼ることである程度対策が可能です。

※完全に防水対応ができるわけではないため、心配な方は耐水性・緩衝性の高いビニール封筒を使用されることをオススメします。

梱包資材を用意しておく

クリックポスト専用のケースや袋はありませんので発送する商品に適した箱を用意しておきましょう。

対応サイズについては下記の通りですが、発送する箱のサイズが規定より小さすぎる場合は送付不可なのでとなっている点にご注意してください。

また、梱包時にプチプチなどの緩衝材を使用する場合は、商品の厚さよりも厚くなるため、規定からオーバーしていないか注意が必要です。

差出す場所によって配達日数に差が出る

クリックポストの送り方は「郵便ポストへ投函」もしくは「郵便局の窓口で受付」の2通りがあります。
クリックポストは「午前差出」と「午後差出」で引受締切時刻が分かれますが、12時までに窓口で受付された荷物が「午前差出」として扱われ、以降受付された荷物については「午後差出」として受付されます。

午前か午後で配達日数に差が出る地域もありますので少しでも早めに届けたい場合は午前中がおすすめです。
また、午後差出の窓口引受締切時刻は通常の郵便の場合は17時になりますが、クリックポストの引受締切時刻は郵便局により締切時刻が異なるケースがあるので注意しましょう。

また、ポスト投函はポストから集荷した荷物が郵便局に到着して窓口で受付された時間が引受時刻です。例えば午前中にポスト投函しても集荷・窓口受付が午後であれば午後の差出扱いですし、集荷が翌日であれば翌日の差出扱いになります。

各ポストの集荷時間は投函口の下や側面に記載されていますので普段利用するポストの集荷時間を一度確認しておきましょう。


郵便追跡では中継が記録されない

クリックポストでは郵便追跡サービスを利用することができますが、追跡ステータスに「中継」は記録されません

以下に追跡サービスの一般的なステータス(配送状況)の例を記載します。具体的にどういった影響があるのかを見ていきましょう。

  • 引受:郵便局の窓口で引き受けた時
  • 中継:中継地点となる郵便局を通過した時
  • 到着:配達局に到着した時
  • お届け先にお届け済み:配達を完了した時

例えば、日本郵便のゆうパックの追跡ステータスでは発送元の郵便局からお届け先までの配送距離が長い場合は複数の中継局を経由することがあるため、

引受」→「中継」→「到着」→「お届け先にお届け済み」という順に推移しますが、

クリックポストの場合、追跡ステータスには「中継」が記録されないため、「引受」→「到着」→「お届け先にお届け済み」と表示されます。

配送距離によっては「引受」から「到着」になるまで時間が要する場合があります。

離島からの差出、離島へのお届けは船便となるためお届け日数が長くなるので特に注意が必要です。


クリックポストの資材ならダンボールワン

メリット・デメリットでも触れたようにクリックポストにはサイズの規定があり、サイズオーバーしないこと、小さすぎないことが重要です。また、補償がついていないため、安全に発送できる梱包資材を選びましょう。

ダンボールワンでは、クリックポストでの発送にぴったりな箱・封筒を用意していますので、ぜひ参考にしてください。

ケース・箱

ダンボール製のケースは丈夫で潰れにくいため、届け先が遠方の場合や、壊れ物の場合に適しています。梱包や開封をスムーズにするためにも、組み立てやすい形状や、開封ジッパー付きのケースを選ぶと良いでしょう。

おすすめの梱包資材

【クリックポスト・ゆうパケット】厚さ3cm・テープレスケース(A4サイズ)

【クリックポスト・ゆうパケット】厚さ3cm・テープレスケース(A4サイズ)

【クリックポスト・ゆうパケット最大】厚さ3cm・ジッパー付きケース(A4サイズ)

【クリックポスト・ゆうパケット最大】厚さ3cm・ジッパー付きケース(A4サイズ)【広告入】厚さ3cm・ヤッコ型ケース(A4サイズ、クリックポスト・ゆうパケット最大)

【広告入】厚さ3cm・ヤッコ型ケース(A4サイズ、クリックポスト・ゆうパケット最大)

封筒

封筒は少ないスペースで保管できるため、作業場所が広くない場合におすすめの梱包資材です。
強度が不安な方は、内側にプチプチが付いたクッション封筒を使うと良いでしょう。

おすすめの梱包資材

角2封筒 クラフト85g 〒枠なし・口糊なし【クリックポスト最大】

角2封筒 クラフト85g 〒枠なし・口糊なし【クリックポスト最大】【クリックポスト・ゆうパケット・クロネコDM最大】クッション封筒(A4サイズ)

【クリックポスト・ゆうパケット・クロネコDM最大】クッション封筒(A4サイズ)【クリックポスト・ゆうパケット・クロネコDM最大】クッション封筒・白(A4サイズ)

【クリックポスト・ゆうパケット・クロネコDM最大】クッション封筒・白(A4サイズ)

特殊な品物

水濡れによる破損が心配な精密機器やアクセサリーなどは、防水素材を使用した梱包資材が最適です。もしダンボール製のケースや紙製の封筒で送る場合は、ビニール袋やOPP袋などで包んでから梱包すると良いでしょう。

おすすめの梱包資材

【耐水ポリ】クッション封筒(ネコポス・ゆうパケット最大)※A4不可

【耐水ポリ】クッション封筒(ネコポス・ゆうパケット最大)※A4不可【ゆうパケット】宅配ビニール袋(A4サイズ)

【ゆうパケット】宅配ビニール袋(A4サイズ)

OPP袋 A4サイズ(テープ付き

OPP袋 A4サイズ(テープ付き

また、ダンボールワンではオリジナル印刷サービスも承っているため、ショップロゴ入りのケースや封筒などを簡単に作ることができます。これからネット通販を始めたい方や、少しこだわった梱包資材を作りたい方におすすめです。

オリジナル印刷クッション封筒

まとめ

本記事ではクリックポストの便利な使い方・送り方やメリット・デメリット、注意点を解説しました。

クリックポストの利用はネットでの事前登録が必要なため、不慣れな方にとってはややハードルが高く感じる面もありますが、利用環境を整えてしまえば発送費用や業務コスト削減・改善に大きな効果が期待できるでしょう。

よく利用する人は梱包資材をまとめ買いしておくと便利です。

商品がカートに追加されました

商品点数:0 合計金額(税込)0 円

※ 一部地域への別途送料、決済手数料等は含まれておりません
Amazonアカウントでお支払いの方はこちらからお願いします

よく一緒購入される商品