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「送る」だけでなく「思いを伝える」ための梱包材

Interviewインタビュー

社内報を「RakSiL Gift」として社員に届ける新たな試み

ラクスルでは2020年2月から本格的にリモート勤務をスタートしました。出社の回数が減ったことで、コミュニケーションが減り、社内の動きが見えにくい状況となり、「全社・部署横断のコミュニケーション不足」が課題となっていました。
そこで、これまでWEBで発信していた社内報「RakSiL」を「会社や一緒に働くメンバーとのつながりを感じで欲しい」という思いを込め、あえて冊子で発行することを企画しました。
BtoBサービスを展開するラクスルでは、社員が自社サービスを利用することはほとんどありません。この機会に「自社商品に触れて欲しい」という思いから、ラクスルで制作可能なノベルティ3種(エコバック、マスクケース、DARS)を社内報に同封し、配送もDMサービスを活用して「RakSiL Gift」として、初めて社員の自宅に届けることにしました。

社内報を「RakSiL Gift」として社員に届ける新たな試み
「送る」だけでなく「思いを伝える」ための梱包材

「送る」だけでなく「思いを伝える」ための梱包材

当初「RakSiL Gift」をレターケースでの発送を検討していましたが、今回はノベルティも同封するので多少厚みがでてしまいます。そのためメール便サービスでよく利用されているポスト投函箱で発送することにしました。私自身は配送に関する知見がなかったのですが、社内の詳しいメンバーに相談したところ、ダンボールワンでポスト投函箱にオリジナルデザインを印刷して発注できるサービスがあることを知りました。
「送る」という目的だけであれば、既製品の無地封筒や箱でも良かったのですが、今回の企画趣旨は「繋がる」だったので、多少コストがかかっても、発送に使う梱包材も想いを伝えるためにこだわりたいと考えていましたので、ピッタリのサービスでした。
ダンボールワンとはWEBでのやり取りがメインで、「実際商品がこのサイズの箱に入るのか」「印刷デザインはどうすればいいのか」など不安はあったのですが、担当の方にアドバイスいただくことで、初めて梱包材を発注する私でも安心して注文することができました。

ケースに全面印刷にすることで、届いたときの「ワクワク感」を演出できた

自宅に社内報を届けることは社員に伝えていたのですが、何が届くかは秘密にしていました。
後のメンバーからの感想にもあったのですが、オリジナルデザインのパッケージで届くことで、「何が届いたんだろう」というケースを開封する時の「ワクワク感」や「特別感」を感じてもらえたようです。今回の企画意図をうまく伝えられたと感じています。当初はロゴだけの印刷も検討したのですが、全面にオリジナルデザインを印刷したケースの出来上がりをみると「ギフト感」が圧倒的に違いましたね。特にギフト用途では、商品をお届けするときのパッケージや梱包材の重要性を認識しました。
今回は自社サービスとダンボールワンの協力でこの企画が実現し、結果的に社員からは大好評でしたが、こういった企画がパッケージ化されたサービスになっていると面白いなと思います。

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