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第三種郵便物で送れるものとは?料金や発送方法を紹介
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第三種郵便物で送れるものとは?料金や発送方法を紹介

郵便には4つの種類があり、私たちが良く使っている手紙(定形郵便や郵便書簡など)は第一種郵便、ハガキによる郵便は第二種郵便にあたります。第三種、第四種郵便はあまり一般的ではなく、定期刊行物などに使われている特殊な郵便方法です。刊行物への承認条件がありますが、郵送費が安くなるメリットがあります。本記事では第三種郵便について解説します。

第三種郵便物とは


第三種郵便は会報や会誌、定期刊雑誌など、年4回以上、1回500部以上発行されているなどのいくつかの条件を満たした刊行物を発送するときに利用できる郵便です。承認条件を満たした刊行物は、奥付に「第三種郵便認可」と記載され、普通郵便よりも安い料金で送ることができます。

承認条件

第三種郵便の承認条件は概ね3つに分かれています。

  1. 毎年4回以上、号を追って定期に発行するものであること
  2. 掲載事項の性質上発行の終期を予定し得ないものであること
  3. 政治、経済、文化その他公共的な事項を報道し、又は論議することを目的とし、あまねく発売されるものであること

この③の「あまねく発売される」とは、一括購入者を介して第三者へ無料配布される場合や、販売先が限られている場合は当てはまりません。会報、会誌、社報、その他団体が発行するものであることや、広告の割合が誌面の5割以下であること、1回の発行部数が500部以上で発行部数の8割以上が発売部数になること、定価が定められていることといった条件を指しています。
つまり、団体の会報誌や定期刊行物の発送が500部以上であれば利用することができます。

第三種郵便物の料金

承認条件を満たし承認された第三種郵便物は、以下の料金で発送ができます。

下記以外の第三種郵便 50g以内63円(さらに50gごとに+8円、上限1kg以内)
毎月3回以上発行する新聞紙1部または1日分を内容とし、
発行人並びに売りさばき人から差し出されるもの
50g以内42円(さらに50gごとに+6円、上限1kg以内)
心身障がい者団体の発行する定期刊行物を内容とし、
発行人から差し出されるもの
毎月3回以上発行される新聞紙は50g以内8円
(さらに50gごとに+3円、上限1kg以内)
その他のものは50g以内15円
(さらに50gごとに+5円、上限1kg以内)

第三種郵便物のサイズ

第三種郵便のサイズは最大長辺60cm以内かつ、3辺の合計が90cm以内で、最小が14cm×9cmです。円筒形かこれに似た立体的なものの最小サイズは、直径3cm×長辺14cmです。特例として、最小サイズよりも小さなものを送るときは、6cm×12cm以上の耐久力のある厚紙か布製の宛名札をつければ差し出すことができます。

第三種郵便物の出し方

第三種郵便で送りたい刊行物は、承認条件を満たした上で事前に認可をとる必要があります。認可の取れた第三種郵便は、封筒についた透明の小窓が「第三種郵便物認可」の文字が見えるようにするか、封筒の上部など一部を切って内容物が見える状態に梱包をする必要があります。もしくは郵便局の発送窓口へ持ち込み、中身をチェックしてもらうことも可能です。また、郵便ポスト投函で送るときは該当料金の切手を貼り、封筒に赤字などで「第三種郵便物」の文字を入れなければなりません。
第三種郵便であることが確認できない郵便物は、普通郵便として処理されてしまいます。料金が大きく変わってしまうので注意が必要です。

まとめ

第三種郵便は、承認条件をクリアした刊行物であれば、だれでも第三種郵便物として発送できます。フリマアプリやオークションなどで売れた雑誌を発送する時、第三種郵便として送れば送料を節約できる場合もあるでしょう。ぜひ検討してみてください。

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